転輪する勝利の剣
―エクスカリバー・ガラティーン―
作画監督:松浦 力・村山公輔・伊藤良明・高野晃久・保村 成・清水慶太
第六階層を乗り越え、
ついに1000年間誰も届くことのなかった場所―2人だけのマスターが辿り着ける場所、
第七階層に上り詰めたネロとハクノ。
そして第七階層の途中でレオのサーヴァント“ガウェイン”が出迎える。
そこで人類史を「自滅する為のもの」とムーンセルが解釈していることを知ったハクノは、
ムーンセルを元に戻すために新たな決意を固める。
鐘の音が鳴り響くとき、ネロとハクノの前にレオが立ちはだかる。
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NO.001
太陽の頂
黄金の海に囲まれた、大小の剣の山が乱立した世界。
雲海の上に、いくつもの山の頂 が見えている。
事実上、聖杯戦争における決戦の場。
ここではムーンマイル・ラダーは降りてこない。
もう『上がる階層』はないからだ。
ひときわ高い山の頂に神殿跡があり、
そこがマスター同士の決戦場となっていた。
この決戦場で勝利したマスターは、
自動的にムーンセル中枢のある『熾天の檻』に招かれる。
……『熾天の檻』から落とされた岸波白野の最期の土地。 -
NO.002
転輪する勝利の剣
白銀のセイバー、ガウェインの宝具。
聖剣エクスカリバーの姉妹剣。
その柄に人工太陽を宿す炎の聖剣。
純粋な破壊力であれば聖杯戦争の中でもトップランクの宝具。
レオの膨大な魔力供給と強化術式により、その威力は更に向上する。
真名開放による一撃はセイヴァー・覚者の
『天輪聖王、七つの武具』と拮抗、これを上回る。
岸浪ハクノとセイバーを
第7階層から辺獄まで貫き落としたのがその証左。 -
NO.003
攻性防壁 月の聖杯戦争で敗れたマスターが灼かれる防壁。
マスターの命を奪うのは敵マスターではなく、
不要になった敗者を処理するSE.RA.PHの、
ひいてはムーンセルの敷いたルールそのものである。